更新日 : 2024年7月23日

リレーマラソン

金曜の夜から国立競技場でリレーマラソンなるものに出場しました。

ルールは単純明快。夜7時から朝7時までの12時間でどれだけの距離を走れるか。
リレーマラソンなので1チーム最大12人までOK。なんだったら一人でもいいらしいw 実際、友達が一人で出てたしw

12時間だから一人頭1時間。10キロ弱を走ればいい。そう思ってここ1ヶ月ちょい走ってた。
でも、いざ出てみたら全然そんなことないのね。12時間走りきればいいから別に一人で何回でも走ってOK。
1時間走れるように調整はしたけど、それより短い距離を走る予定はさらさらなかったから結構動揺してた。
コースは1周で約1.4km。ウチのチームはそれを一人約2~3周で交代してた。

約3kmを早く走るなんてやったことなかった。
ペース配分がさっぱりわからなかった。
とりあえず自分の順番が来て走ったけど、ストレッチ以外のアップをろくにしてなかったのも原因なんだろな。外に出て雨に打たれていきなりハムに違和感が出たw
全くペースがつかめずに序盤のオーバーペースと雨にやられていきなり心折られた。。

『モウ走リタクナイデス』

全力で心が悲鳴をあげてた。
だって長距離苦手なんだもん。。。
じゃ、なんでコレに出たんだって話になるけど、また別の話なので割愛。

結局トータルで2週を3回、と1周を2回の計8週。約11.2km走りました。
多分、ただずっと11.2km走るだけだったらここまで疲れてなかったと思う。
2.8kmを3回、1.4kmを2回ってのがかなりカラダにキタ。。。
細かく分散されるからカラダが冷えて、暖まってを5回も繰り返したことになるし、分散されて距離が短くなる分スピードを上げなきゃいけない。そんな練習したことないからあっという間に足腰が悲鳴を上げてた。
10kmの長距離を走るんじゃなく、1.5kmを全力で6回走る練習のが生きる、またマラソンとは別のものだってことに出て初めて気づいた。

しかも終盤の2回は1.4kmを全力で行く2回。2.8kmを3回走ったあとにね。
コレがホントキツかった。

序盤70台前半だったのに、いつの間にか80番台まで落ちてた順位。コレを挽回すべく終盤は1周に全力をかける方法に作戦をシフト。
すでに8km弱を走ってるカラダにはかなり酷な作戦だったけど、めざせ70台を目標に掲げたチームの気持ちは裏切れない!

1周だけだったし、あと走れてコレ含めて2周が時間的に限界。
後先考えずに全力で1周行ってみた。
序盤とトラックまではよかった。
トラック出たあとの坂にやられた。見事に体力と足筋持ってかれた。。。
雨もあるし、気温的にも一番寒い時間帯。(5:00)
走りきったあと倒れはしなかったけど、両足のふくらはぎとハムストリングスは攣る寸前だった。
みんなとの談笑もそこそこにすぐ裏に引っ込んで念入りにストレッチ&マッサージ。
そこへ恐ろしいチームメイトの一言。

「時間的に多分ラストだと思う」

ラスト走れる嬉しさよりも全力で走ったのにまだあることの方に衝撃を受けたw
もうええやろ、と。。

なんだかんだラスト走りきってギリギリに最後の人にタスキを渡す。
最後周回プラスできたのかわかんないけど、最終結果は89周の72位でした。

最後はもう達成感で満たされてたなー。
今までこういうの味わったことないタイプの感動を味わえた。
最初はみんな敬語とか~さんづけだったし走ったあとも「おつかれー」って軽く声掛けるぐらいだったのに、いつの間にか敬語もほとんど使わなくなってたし、たすきリレーの時には声出すようになってて走った人とはハイタッチするようになってた。
いつの間にかチームとして一つになっててなんかうれしかった。
一つの目標に対してみんなでやり遂げた結果なんだと思うね。すばらしい。いいことだ。

また数ヶ月後って言われたら出るのためらうけど、また1年後だったら出てもいいかなって思う。同じメンバーで。
今回帰っちゃった子と出れなかった子もいたんだけど今度はその子らも一緒に朝まで走りたいなー。
特に途中で帰っちゃった子は走ったにもかかわらず最後のあの達成感を味わってないわけだし。
次こそは、ぜひ!

その後、家に帰って寝て起きて練習行ったんだけど、ほぼ中距離だったおかげかカラダがすこぶる調子よかったw
さすがに、ジャンプしたら足攣りそうになったけどそれ以外は概ね良かったと思う。
これからも走り続けようと思ってたけど、10kmじゃなくて1.5kmを数本走るとかにしようかな。そっちのが体力と筋力を良い感じで維持できそうだし。
レースにも生かされそうだしね!