更新日 : 2023年6月 2日

故障

館山旅行中に車壊れました。
正確には館山旅行帰り、だな。

事の発端はいつもの温泉へ向かう道中。
何気なくハンドルを切るとどこからか「キュルルル」と異音。ハンドルを戻すと消えたため気のせいだと思ってた矢先、カーブを曲がったときにまた「キュルルル」と音がするも、ハンドル戻すと消える。
その先にあった交差点を右折。その時にまた音が。
その後は一切ならず、目的の温泉へ到着。
駐車時にも鳴るが音も大きくなく、すぐに消えたので何だろねー程度だった。

お風呂を堪能し、異音の事を完全に忘れ帰路に。
車に乗り込みエンジンをかけると再びあの「キュルルル」という嫌な音。
しばらくすると音も消えかけやがて音が消えたところで、アクセルを踏み込むとさらに大きな音が。

これはヤバい!とボンネットを開けてエンジンルームを見るけど知識なんかあったもんじゃないから見たところで同しようもない。
色々やってると別車のちゃー君達が異変を嗅ぎつけて様子を伺って来てくれた。
ちゃー君、猿、マサ3人そろってビビるぐらいの異音。
原因もわからずなのでとりあえず様子見つつ帰ることに。じっとしてたところでどうしようもないしね。
幸い、ちゃー君がJAFの会員だったのでヤバかったらJAF呼べばいいやーぐらいで軽く考えてた。
とりあえず、タロちゃんが先行っちゃったので『危険なときはJAF呼ぶ』ってことにして帰路に戻る。

再び車に乗り込みエンジンをかける。
音は最初に出たけどしばらくすると消えたのでアクセルを踏み込んでみると再びあの「キュルルル」という異音。しかも、踏み込んで回転数上げちゃってるから今までのとは段違いの音の大きさ。
同乗してるチッチも焦るぐらいの音の大きさに危険を感じて緊急停止。
帰ろうとしてる猿車を電話で呼び止めJAFを召喚。

30分ほどでJAFが召喚。
点検してもらうが音がする箇所は特定できたけど、細かな原因は工場行ってちゃんと調べないとわからない、とのこと。
盆だし房総だし一旦現地に置いて点検するにはちと遠すぎる。。。
出した結果が「注意をしつつ帰宅」。
今から考えるとまともな選択じゃなかったなーって思う。少なくともチッチが同乗することはなかったはず。車に何が起こるかわからん上に高速だしね。
何事もなかったからよかったけど、何か遭ってからじゃ遅かった。
大人としてやって良い判断じゃなかったと今更ながらすごく反省。
ま、今となっちゃ笑い話ですがねw

結局、JAFが役に立たなかったので異音させながら館山道をひた走る。
アクアラインに入り、一旦海ほたるへ。混雑の文字が光るも神経をすり減らしてたから休憩したくて混雑は別にして海ほたる行きたかった。車の様子も見たかったしね。
駐車場待ちの列に並び、減速、そして停車。するとチッチが「変な音しない?」と。
いや、知ってた。減速してるとき?停車時?よく覚えてないけど、回転数が不安定になるのとそれとはまた違う「ガタガタ」って音。
窓を開けるとその音の異常さがわかるぐらいヤバい音がしてた。

駐車場への列が流れてアクセルを踏んでる時は大丈夫なんだけど、減速して止まろうとすると変な振動と異音がぶり返す。そんなことを繰り返しながらなんとか海ほたるに到着。
海ほたるでブラブラしながらおしゃべりしてひとときを忘れる。
休憩を済ませて意を決して目指すは各自の家。

そこからは恐ろしいほど順調だった。
「キュルルル」って異音は全然でなかったし、回転数も安定。ガタガタってのもなくなった。
ホント今までの異常がなかったかのように普通に走ってた。
チッチを生田駅に下ろすあたりで数回「キュルルル」って音が出たけど、すぐ止んだし、家帰る頃には車はほんとにヤバいのか?って思うぐらい普通だった。
帰路の今までの異常が嘘だったかのように何事もなかった。
極普通に帰ってきた。家に。
すべて順調だった。その時までは。。。

翌日。
飲み過ぎて諦めた諏訪湖のための午前休を消化してペットホテルに預けてたぐりを迎えに行くべく車に乗り込む。
前日も普通に帰って来れてたし、若干の不安はあるけど、往復30分もない道中。終わればディーラーで診てもらえるという安心感。は、あったかどうか知らないけどいつもどおりの感覚でエンジンをかける。

「キュルルル」って音が最初一瞬出るもすぐ消える。

その後、ガタガタってエンジンルームから異音。

その後すぐに「ガコっ」って音と共に「カラン」って明らかに出てはいけない音がエンジンルームから響く。。。
窓を開けると何かがぶつかるような金属音。。。

慌ててエンジンを切り、ボンネットを開ける。
oh...異音が出てるって言われた発電機の位置がおかしい。。それどころか、昨日まで繋がってたベルトも外れてるし、あれ?つか、そもそもなんか折れてる。。。
発電機を固定する金具が見事にポッキリ逝ってました。

完全に運転は諦めてタクシーでぐりを迎えに行き、すぐにディーラーの情報を調べるも当日は休み。
翌日に工場に電話するも作業予定が詰まってるので当日は無理だ、と。
JAFとか使って来いって言われたけど、JAFに払う金もないので翌日(今朝:18日朝)来てもらうことに。

積載車で工場に引き取られ、見積もりを出してもらう。
もしかしたら大掛かりになるかも、みたいな脅しをサービスマンに言われてたから見積もりの報告に内申ビビるも保証が効くとのことで、ベルトの部品代と工賃とレッカー代のみで済んだ。
数万ぶっ飛ぶ覚悟でいたからかなり安価ですんだのは幸いだった。全部合計で10kぐらい。
そのまま修理をお願いして、後日車を持ってきてもらうことでこの件は無事に終了しそうだ。

この件で迷惑をかけたちゃー君・猿・マー君、心配をかけたタロちゃん・ハル、そして何より一番怖かったであろう同乗してくれたチッチ。みんなにはホント感謝。
事の認識の甘さもあってチッチには俺以上に怖いをさせたと思う。ホントごめんなさい。

日々の点検だけじゃなく、旅行にいく時の点検って大事だなーって思った。
とは言え、今回みたいな事例は点検したところでわかりにくい部分だし、やってたところで見つけられなかったと思う。
でも、点検して物事に備えるのは必要なことだし、命を預かる者として当たり前のことだと思った。

ホント何事もなくてよかった。
みんな無事でよかった。

ホント怖かった。。。